今日は、初夏をとおりすぎ暑い夏の一日でした。
オリーブ畑では、草刈りをどんどん進めています。
草刈り機を押しながら、一本ずつ樹を見ていきます。
この時期に集中してみるのは、やっぱり花芽。
花の量でなく、この冬に剪定した結果を確認しています。
樹が大きくなってくると隔年結果が出てしまい、オリーブ畑の中で、今秋に実をつけてくれる樹と来秋に実をつけてくれる樹、枝づくりをしていくように剪定しています。
品種によって、樹形はさまざまです。
その品種の樹形の特徴を最大限に生かし、今年の剪定はうまくいったかこの時期に確認します。
そして、来秋のために剪定した樹は来冬の剪定時期に、思いどおりに花が咲く枝になってくれたか?確認しながらの剪定です。
今秋に実をつけてくれる樹は数か月後、来秋に実をつけてくれる樹は1年後、この冬の剪定を確認しながら草刈の日々がつづきます。
例年、梅雨入りまでに草刈完了!!の予定ですが、今年の農事歴は閏4月が入り例年より梅雨入りが遅くなるような感じ…。でも、そうなると急いで草刈りを終え、水をあげないと蕾が枯れてしまい花が咲けない…。
農事歴で、さまざまな月で閏月を経験しましたが、閏4月は初めてなので早めに考え対処をしていきます…♪
農夫 高尾豊弘