浜オリーブ畑…、育てているのはコッレジョーロ種。
四方から見たまだ剪っていない樹を、四方から眺めて…。
オリーブの樹を剪る前は、樹の周りをまわりながらどの枝を剪るか考えています。
主幹は決まっていて、主枝もほぼ決まっています。
主に主枝から出ているア主枝と徒長枝、オリーブの樹の場合は、ア主枝と徒長枝がよくわからなくなってきます。
将来、主枝になっていく枝を更新しなくてはいけないところや、そのままでいいところ…。昨年たくさん実がついた枝など考えるところがたくさんあります。
本来なら剪った方が樹形を保てる枝も、今秋実がつきそうな枝は残しておきます。樹の形も大切ですが、実をつけてもらうことも大切です。そこが悩みのポイントでもあるのです。
剪り終えた四方です。
昨秋たくさん実がついた樹は、来秋のために剪り戻してあげますが、この樹は下の方に実をつけていて、この秋に、実がついてくれる枝が上の方にいっぱいありました。上の枝をそのまま残し下の枝を切り詰めると、将来的にはヤシの木のようなオリーブの樹になってしまうし、上の枝を剪りすぎると実をつけてくれないので悩んで難しい剪定ですが、上の方を少し剪り、下の方もうまく剪れたとおもいます。
あとは思ったところに花が咲き、思ったところに枝が伸び…。
オリーブに思いが伝われ!!と願うばかりです…♪
農夫 尾豊弘