2020年05月23日

開花が始まりました…。



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オリーブの蕾が膨らみ開花が始まりました。

ルッカ種は思い通りに剪定できた結果、たくさん花が咲きそうです。


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ネバディロブランコ種は、品種の特徴で蕾は多いです。


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ギリシャ原産のアムフィサス種。
まだ苗ですが開花、どんな実ができるのか結実を楽しみにしています。


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カラマタ種は、まだ青くもう少し先になりそうです。
ひょっとすると、一番遅い開花になるかもしれません。


開花時期を迎え、今年の開花シーズンは最高の天気で迎えられそうです。
毎年、オリーブの開花時期には、梅雨の走りや梅雨入りで雨が多く降りうまく受粉できるかどうかが不安な季節、そして、ゴールデンウイーク明けから雨が少なく花芽が成長するための水不足を心配しますが、先週末と週明けの雨が恵みの雨となり、週間天気予報ではずっと晴れ予報が続いています。

開花・受粉・結実の心配なく、夏を迎えられそうですが…今年の農事歴(旧暦)では、閏4月が入り13か月になります。農作業で天候の大きな流れは農事歴で考えています。旧5月1日は太陽暦の6月21日で梅雨入りは遅くなりそうです。

久しぶりに安心できる開花・受粉・結実…、の季節となりました…♪







農夫 高尾豊弘



posted by takao-olives at 20:53| 日記

2020年05月11日

草刈りをしながら…


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今日は、初夏をとおりすぎ暑い夏の一日でした。

オリーブ畑では、草刈りをどんどん進めています。


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草刈り機を押しながら、一本ずつ樹を見ていきます。

この時期に集中してみるのは、やっぱり花芽。
花の量でなく、この冬に剪定した結果を確認しています。

樹が大きくなってくると隔年結果が出てしまい、オリーブ畑の中で、今秋に実をつけてくれる樹と来秋に実をつけてくれる樹、枝づくりをしていくように剪定しています。

品種によって、樹形はさまざまです。
その品種の樹形の特徴を最大限に生かし、今年の剪定はうまくいったかこの時期に確認します。
そして、来秋のために剪定した樹は来冬の剪定時期に、思いどおりに花が咲く枝になってくれたか?確認しながらの剪定です。

今秋に実をつけてくれる樹は数か月後、来秋に実をつけてくれる樹は1年後、この冬の剪定を確認しながら草刈の日々がつづきます。

例年、梅雨入りまでに草刈完了!!の予定ですが、今年の農事歴は閏4月が入り例年より梅雨入りが遅くなるような感じ…。でも、そうなると急いで草刈りを終え、水をあげないと蕾が枯れてしまい花が咲けない…。

農事歴で、さまざまな月で閏月を経験しましたが、閏4月は初めてなので早めに考え対処をしていきます…♪





農夫 高尾豊弘



posted by takao-olives at 20:07| 日記