2020年03月23日

『樹間』栗木谷オリーブ畑

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栗木谷オリーブ畑では、山桜も満開になりました。
剪定作業も、もう少し続きそう…。

大きくなった樹は、樹と樹の間がひっついてきています。
このままにしておくと、枝が込み合い間隔が狭くなったところは、枯れた枝が多くなり実がならなくなってしまい、オリーブの樹もどんどん高くなってしまいます。高くなったら、摘みとりも大変になってきます。


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ピンク色のリボンは、思い切って間伐をしなくてはいけない樹の目印です。

10bぐらい樹間をとるようにしています。
横に大きく伸ばし、炭疽病などの病気防止、ここ数年は夏がものすごく暑く、これからも暑いと思うので1本あたりの水分量…、真夏の…土の中の水分を考えると水分競合もなくなると考えるからです。

間伐は思い切りが必要、最初はなかなか思い切れなかったのですが、思い切れば気持ちいオリーブ畑になっています。

明日も剪定…、まだまだ剪定は続きます…♪



農夫 尾豊弘


posted by takao-olives at 19:12| 日記

2020年03月06日

剪定 栗木谷オリーブ畑



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ものすごく大きくなったオリーブの樹…。
栗木谷オリーブ畑のオリーブの樹は、高尾農園のオリーブ畑で一番古い畑…。

約10年を過ぎると隔年結果が始まりました。
沢山実をつけた翌年は実が少なく、実が少なかった翌年は実を多くつけてくれるのですが、それも剪定が左右してくるのです。
沢山実をつけた樹は思い切って剪りもどし、昨年剪りもどした樹は間の大きく伸びた枝を間引いていく…。

今日は、この秋たくさん実をつけてくれる樹の剪定。


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昨年 剪った樹は沢山の枝を出してくれています。
主枝からまっすぐ上に伸びている内側の徒長枝を剪り、全体に太陽があたるよう考えていきます。
徒長枝も将来に主枝になってくれる枝、この秋実をつけてくれる枝、同じように伸びている枝もよく見ていくと全然違っています。


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その樹その樹によって樹形が違ってさまざまです…。
実をつける枝とつけない枝、さまざまな枝を考えながら剪定していく楽しさと、本当に実がなるのかという不安もあり…、でも、樹がものすごく大きくなっているので、1本の樹を剪定する時間が年々長くなってきました。

一日一日順調に進んでいます…♪



農夫 尾豊弘


posted by takao-olives at 19:12| 日記