今年は、一ヶ月早く始めた選定作業。
栗木谷オリーブ畑のオリーブは年々大きくなり、今では樹と樹の間は8〜10メートルほどに間引いています。小さな苗を植えたときにより1/3ぐらいの樹の本数になってしまいましたが、樹が大きくなるにつれ収量も増えてきました。樹を間引いていくのやはり不安ですが、今考えてみるとよかったと感じています。
苗からグングン大きくなって、樹の勢いが落ち着いてくると沢山実をつけてくれるようになり、隔年結果はどうしても起こってしまいます。
今秋に、実をつけてくれる樹、今秋の結果母枝がない樹は昨年に沢山なった樹。
どちらの樹かを見分けながら、選定作業をしています。
この時期に剪定を行っているのは、昨年沢山実をつけてくれた樹…。
今年1年間かけて、再来年2020年の秋に沢山実をつけてくれるよう剪定しています。2年先の枝を作っていく長い作業ですが、2年先にどんな風に枝が伸び、どこに枝を伸ばし、どんな形の樹になっていく…など、まだ伸びていない枝のことを想像しながら剪っていきます。
なかなか思う方向など、思い通りに伸びてくれないですが、うまく伸びてくれることも多々あり…。
実がつかなくても、思い通りに伸びてくれたか1年先が楽しみです…♪
農夫 尾豊弘